初心者向けスピニングロッドの選び方

2018/06/14

ロッド

t f B! P L
こんにちは(^○^)

初心者さん、いまからバス釣りしてみたい!
って、人向けにロッド選びの考え方を少しご説明させていただきます。


●硬さについて
UL、L、ML、M、MH、H、
というようにULが柔らかいHだと硬い

ロッドの硬さって、メーカーによっても違います。
つまり、統一された基準ではありません。

最初の一本となると、MLのスピニングあたりや、Mのスピニングって話なると思います。
Lのスピニングでは、ハードルアーを投げるのはちょっと厳しいのが本音です。
ベイトタックルも同時に買うのであれば、スピニングロッドはLでOK!

最近は、スピニングのMHやHという硬いロッドでパワーフィネスといったジャンルも人気があり、スピニングロッドなのにハードルアーもなんなく投げれるし、使い方では幅広くルアーを扱えます。

ですが、硬いロッドはキャストが難しいと言われています。
本来ロッドは、ルアーの重みを竿に乗せてキャストする。
パワーフィネス系のロッドは、それなりの経験がある方向けのタックルバランスです。

まぁ、スピニングはルアーの重さが竿に乗らなくてもキャストできるというメリットもあります。
とはいっても、初心者の方は、ルアーの重さをロッドに乗せてキャストすることを体で覚えていないと上達しません。なので、柔らかめのロッドでなれることも重要です。

じゃあ、ULてロッドが一番軽いの扱えるからってなるかもしれませんが、それだと重さのあるルアーには対応できないってことになるんです。結果的に出番が少ないロッドになります。

たぶん、釣具屋さんで初めてバス釣りしたいと言って、おすすめされるロッドの硬さは、LまたはMLのロッドになると思います。私的にはMLかMのロッドが良いと思います。



●長さについて
長さはですね、本音を言うと、ご自身の身長よりチョット長いくらいが投げやすいです。
とはいっても、一般的にスピニングロッドは6.3ft~610ftくらいのものが多いです。

女性で身長が低い人は、5ft台のロッドを選ぶことがキャスティングのコツをつかむ近道です。

私が身長178cmですが、66ftを超えると少しキャストにコツを要します。



●テーパーについて
ロッドには硬さ以外にテーパーというのがあります。

これは、竿の先の部分がチョット曲がるものをファーストテーパー
竿の真ん中あたりから綺麗に曲がるのはレギュラーテーパー
スピニングロッドでは、ほとんどがファーストテーパーです。

それは、ワームを使った釣りを想定しているのがスピニングロッドだからです。
竿先でチョンチョンとワームを生き物のように動かすので、真ん中から曲がる竿よりも先っぽでチョンチョンと動かせるほうが便利ってなんとなくわかるでしょ?



●価格について
現在は安いロッドでも魚のツンツンというアタリを感じることができるものが多いです。
1万円台のロッドでも十分ブラックバスは釣れます。

ですが、私は2万円台のロッドをお勧めします。
1万円と2万円の差は結構感じられます。慣れてきたときに買い替えたいと悩むことになるのですから、最初から2万円台のロッドがおすすめです。

1万円台と2万円台の違いは、糸を通す穴の部分、これをガイドって言うんだけど、ガイドの種類や、魚がかかった時のロッド粘りがかなり違います。
安いロッドは粘りがないロッドが多い傾向です。

3万円後半や5万円以上のロッドは感度と、軽さと、強度をバランスよく設定されていて、今まで感じれないであろうアタリを感じていけるのは事実です。

でもね、魚を釣るってことに関して言うならば、2万円のロッドでも全く問題ないです。
いや、いや、1万円のロッドでもブラックバスは関係なく釣れます。

だけど、釣るってことに慣れてきたら、いいロッドを買いたくなるんですよ!
だから私は、最初から中級レベルといわれる2万円台~3万円くらいのロッドを買うことをおすすめしています。



●適合ラインと適合重さ
ロッドには、適合ラインと、重さの基準があります。

まず、ラインの適合の下限とは、
下限が4lbと書いてあるロッドで2lbのラインを使うと、フッキングの際にアワセ切れを起こしてしまうことがあるのです。糸の強度より竿が強いという場合にこのようになるので、ラインの適合が4lbから8lbというように記載されているのです。

ラインの下限は気にしなくてもいいという意見もあるのですが、せっかくアタリが来たのにアワセ切れしたらショックですよね?
なので、初心者は下限こそ参考にした方が良いというのが私の意見です。
※慣れてくると、ラインの負担を軽減するアワセ方法もあります。

上限は、それ以上のラインの場合にロッドが折れたり、ラインの出が悪くなり、飛距離に影響が出たり、快適に使えなくなることがあります。


重さについて
おもりと、ルアーの重さ(ワームなど)の合計を考える必要があります。
おもりが5gでも、ワームが2gあると、合計7gとなります。

さて、適合の重さって参考にしていても幅広いですよね?
ロッドを気持ちよく使えるのは適合重さの真ん中あたりです。
3g~10gとなっているロッドの場合は、5~7gあたりが気持ちよく使えるって事です。

じゃあ、適合よりも重いのは使えないのか?
そんなことはないです。そもそもロッドは適合重さの倍まで耐えれるくらいの強度は本来出ていると言われていますが、極端に重いものを使うと、竿が折れる場合もあるので、適合重さの範囲で抑えている方が安全と言えます。


●2ピースか1ピース
昔は、2ピースは感度が悪いと言われていましたが、今は変わらないと思います。
たぶん、腕で感じる差はほとんどないでしょう。

2ピースは、持ち運びが便利
万一折れても、半分だけを交換できる
などメリットもあります。

私は1ピースロッドがほとんどです。
自分の車で移動しながら釣るスタイルなので、1ピースでも問題ないからです。
もちろん2ピースもあります。
後輩や友人の車で釣りに行くときは、迷惑かけないように2ピースを持参します。



●最後に
私は、ULとLとMLとMとMHとスピニングロッドは5本あります。
いずれも、季節によって釣り方がかわるので使い分けています。

おかっぱり(陸からルアーを投げて釣る)においては、移動を繰り返すのでせいぜいロッドは1~2本を持ち歩く感じです。
人によっては3本持って歩いていますが、大変です。

ロッド2本(1本スピニング、もう一本ベイト)プラスランディングネット
これが機動力を必要とするおかっぱりバザーのスタイルだと思います。

バス釣りは、ルアーの種類がたくさんあるので、ロッドもたくさんになるw
結果的には2本ぐらいしか持って行かないだけどねw


追記
スピニングリールはそもそも、右手ロッド、左手巻きっていうのが基本なのです!

これは、スピニングリールの構造の問題でもございます。

私は左利きなので、実はスピニングはロッド左手、右手巻きですので、得意ではありません。これらの問題を解決するのは難しいので、予算があるならベイトフィネスってジャンルも考えてみることをおすすめします。

左利きの世界の並木さんの話を聞くと、スピニングタックルって左利きには難かしいのだと判断ができるはずです。

初心者でこれから釣りをやるなら、癖も付いていないでしょうから、右ロッド左巻きからスタートするといいかもしれないですね!


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